「安い中国製品の時代」は終わる?変化する中国の労働事情
世界の工場となり、いろいろな製品を安い労働力によって世界中にばらまいてきた中国経済のビジネスモデルが徐々に変化していっているようです。
でもこれは当然っちゃ当然のことで、中国の安い労働力を使いたいという需要が増えれば、それにともなって供給が増えていく。
最終的には世界の普通の労働力と同じ賃金体制になっていくという需要と供給の関係を端的に表しています。
さらにいまは人民元だ高くなり、原材料なども高くなっていっているということで、いろいろなファクターが混ざって中国の労働者を使いにくくしているようです。
では次なる中国経済の成長のシナリオはなにか?
それとも、このまま中国経済は地震とともに崩壊してしまうのか?
どの国の経済史を見ても、工場として活躍した国は、次にはその製品の精度をもって商売とするケースが多いようです。
つまり、日本のような高付加価値の産業に入っていくことになります。
いままでは日本=超技術大国というイメージでしたが、それが中国にとってかわられるときがくるのでしょうか。
では、そうなった後はどのようにして経済は発展するのかというと、自分は金融技術を高めていくのではと思っています。
アメリカにしろ、イギリスにしろ、ある程度もの作りの経済が成長していけば、次は金融によって信用創造し、それによってまた経済がまわっていくという仕組みができているように思います。
イギリスも、産業がある程度成長した後、原油等の取引所をつくることによってイスラム諸国からお金が集まってくる仕組みを作り上げました。
このようなことが起こるのではと思っています。
いま、日本や中国は外貨準備高もとてつもない量になっていて金があり、そういう意味では他国に比べて比較優位があるという状況になっています。
それですと、お金の調達コストが高くないので、貿易学上は金融的に発達していく可能性を、この二国はかなり秘めていることになります。
将来、技術大国として成熟して停滞期にはいっているといわれている日本も、この方法でまた世界の大国と肩を並べてほしいものです。
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