穀物価格の高騰は、ほんとうに抑えられなかったのか?
フィリピンで深刻化するコメ騒動
昨今の世界的な穀物価格の高騰のプッシュファクターとしては、中国経済が好調でさらに人口増大による食べ物の不足という面と、バイオ燃料等の開発による穀物の別の用途の発見などによって、需要が増えたことによります。
たしかに、中国のよる人口の増大というものは仕方がない気もします。
ある種自然の流れであり、抑制が効かないところがあります。
ただ、バイオ燃料に使われることによって世界で食べられない人が増えるというのは、なんとも矛盾な気もします。
もともとバイオ燃料というのは、世界での原油価格の高騰や枯渇の問題を先読みして、なんとか別のエネルギー源を探そうとするところから始まりました。
それによって、世界の自動車会社等は、バイオエタノールを使って走れる車を目下開発中です。
しかしこれは、いうなればお金持ちが世の中をもうちょっと楽に暮らせるようにするための処置であって、そのしわ寄せが食べ物の調達にも困っている層に来てしまうというのはとても悲しいです。
こういう点を取り締まる役割は、個人的に政府が大々的にやるべきだと思います。
なぜなら、もし自由に規制をしないままにしておくと、プロフィット・ドリブンなヘッジファンド等がほって置くわけがないのです。
それによって投機マネーがさらに入り、価格は短期的にかなり高騰します。
これから原油・穀物ともにどのような価格変動になるかわかりませんが、両方の先物の取り組み高が増えている現状を考えると、あまりいい未来にはなりそうにありません。
2008年04月13日
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