昨年から話題に上っていたFCCの周波数帯の競売の件ですが、グーグルは権利を獲得できなかったようです。
700MHz周波数帯の競売、グーグル落札を逃す
いま最も勢いがある企業といってもいいグーグルが落札の意思があるということで、昨年からかなりニュースになっていましたが、ふたをあけてみれば結局獲得はできなかったようです。
噂では、グーグルはこれを獲得して、前から開発していた携帯用のOS、アンドロイドと組み合わせて携帯業界に殴りこみにくるという話でしたが・・・それはしばらくおあずけのようです。
しかし、これは実質的にはグーグルの『勝利』だという専門家もいます。
なぜなら、グーグルはこの周波数帯の競売が始まる前に、オープンアクセス条項という、つまり同周波数を落札者以外の事業者が提供する端末やソフトなどでも使えるように通信網を開放するとの条項を競売ルールに盛り込むよう要求していて、それを実現させているからです。
競売前からも、『グーグルと携帯電話業界のビジネスモデルは違うから、いかにグーグルといえども成功するのはむずかしいのではないか』といわれていましたが、この競売に敗れたことによってグーグルはおいしいとこどりをしてるのでは・・・という話です。
たしかに、グーグルはダブルクリックの買収を成功させ、さらにいきおいが増しています。
前回の決算発表では収益がアナリスト平均を下回り、株価はかなり下落しましたが、下回ったといっても0.01%ぐらいでの話しだったと思います。
二月に発表されたオンライン広告市場でのシェアでは、グーグルはまたシェアを増していることが確認されました。
グーグルはこの競売に負けたことによって、現金を外に出さずにこの不況をのりきって、次なる攻勢をしかけてくるかもしれません。
2008年03月22日
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