ネット広告業界の三すくみに変化が起こるようです。
マイクロソフトのヤフー買収提案
あのOS界の巨人マイクロソフトが、ヤフーを買収するべく行動を起こしました。
いま業界トップを走っているグーグルへの影響も気になるところですが、なによりすごいのはその買収金額です。
なんと446億ドル(約4兆7000億円)の買収提案額!!
ヤフーの株価に50%以上のプレミアムをつけたようです。
これによって、マイクロソフト的には早く勝負をつけてしまいたいようです。
なぜなら、いままでマイクロソフトは何回かヤフーに買収提案をしていますが、ことごとく断られてきました。
いま、ヤフーは業績が低迷しているため、何度も株主から数字で業績低迷を解消するようにいわれてきています。
なので、これを断るようならヤフーは代わりの打開策を提示しなければなりませんが、いまのところそんな策が見つかるか疑問です・・・。
この買収提案によって、ヤフーの株価は50%以上上がっています。
一方でグーグルへの影響といいますと、先日に発表した決算でそうとう株価が下がったせいか、特に時間外でもこの買収を意識しての影響はないようです。
思えば、もともと三社はビジネスモデルがかなり違います。
グーグルはご存知の通り、検索エンジンを通しての収入がほとんどで、それを一番の収入源にしています。
ヤフーは検索エンジンからも収入を得ていますが、それ以外にもいろいろなコンテンツを提供することによって、ウェブ上のデパート化を図っています。
一方マイクロソフトは、最近のOSの独占疑惑に対する反応として、新たな収入源を求めることに躍起になっている気がします。検索エンジンもふるってはいません。
そんな中、資金力があるマイクロソフトが検索業界2位のヤフーを買収しようとするのはある意味で自然な流れです。
しかし、こんな問題もあります。
現在、ウェブ広告市場で絶大なグーグルですが、その勢力をさらに拡大させることになるかもしれないということです。
なぜなら、マイクロソフトとヤフーが合併することにより、いま独占禁止法の観点から審議されている、グーグルとダブルクリックの買収案を成立させてしまうかもしれないからです。
これが起これば、グーグルがいま現在あまり得意としていないディスプレイ広告の最大手を獲得することになり、ますますグーグルの勢力が拡大しかねません。
いま、ドックイヤーといわれているウェブの世界で、さらにダイナミックな活動が行われているようです。
2008年02月03日
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